[撫でられた手が、すっと消えた事に気づく。]
[幾度目かの、星の声。聴こえる、聴こえる、星の声。]

…隻眼の男…
ああ、クインジーって名前だったのか。
ヤツは異物ではない、と。

［チョコレートまみれの帽子を持ったまま、きょとんとケネスがいたはずの方向を眺める。］

……ええっと。
もうちょこれーとしゃわーを浴びなくて済む、ってことかな。

クインジー殿と…ケネス殿、じゃな……。

[ほんの少し和らいだカカオの香りに
小さく吐息を零し]

[あたしは大袈裟に、溜息を吐いてみせる。]

早くこの騒動を終わらせて、水のシャワーでも浴びたいものだな。

…チョコレートシャワーが途中で止んだ。

[ヘンリエッタの言葉に耳を傾け、]

…ふむ。

…さて。
首謀者ではなく、味方する者がいたとしたら。
ソイツは、まだこの場に残っているのだろうか。

>>4

……そうだね。
これが終わったら、いつもみたいに皆戻ってくると、いいんだけど。

赤髪の彼は、クインジーと言うのね。
そして主催者側ではない。

〔私は、肌の縫い目へと指を触れさせた。甘いチョコレートの匂いばかりで、お菓子などは食べられたものじゃない。
　>>4の声が聞こえると、頷いた。私は青髪の彼のお蔭でチョコレートはかかっていなかったけれど。〕

[ふるりと蝙蝠の翼に張り付いたチョコレートを払い落とし、ヘンリエッタの言葉に瞬きひとつ]

ナサニエル殿かトビー殿かシャーロット殿…なのじゃな…。

[小首を傾げてやや思案]

>>6
解らない。
ほんとうに誰かが……そうだとしたら。

［小声で］
君を守ったんだとしたら、その人もまだいる可能性があるんだけど……。
両方がまだここにいる、なんてこと、あるんだろうか？

妥当ね。
まだ生きているかもしれない守る力を持ったものから護られるだろう人を避けたのだと思うわ。

〔私は緑髪の少年と赤髪の少女がひっつく様を見ながら。〕

そうだとしたら、なかなかにピンチかもしれないな。

[あたしは軽く、おどけてみせる。]

…守り手は、まだいる可能性はあるな。
先程（>>6:28）も言ったように。クインジーがそうでなければ、だが。

[ちらりと、チャイナドレスの男を見て。]

皆の焦点は、やはりこの男に行っているのか？

差し当り、この中では[シャーロットに微笑し、]彼女はあまり疑わしく無いと考える──。状況を受け止めながら思考して居る様に見えるから。

後、コーネリアスとやらが本当に主催者側なら、そちらのいかにも聡い冷静そうな彼も──。

………しかし、どうなのだろうか。

[再びヘンリエッタに視線。]

>>12
私は彼以外の誰か一人を含めて考えているわ。
もしかしたら違うのかもしれないけれど。

[ヘンリエッタの言葉に、つぅと視線を逸らし]

……私怨がないとは言わぬがの…。

[と消えそうな声で、ぽつり]

私は、トビーはゲームに勝つように行動しているように見える。こうなると、自ずと絞られてくるのだけれど。

>>13
あの人を？

［ナサニエルを見やり。］
ううん。僕はちっとも……。
どうしてだろう？
何か怪しく思える？
何でだか、彼は知り合いだった、すごく怪しい人に見かけは似ているのに、そういう感じがしないんだ。

［ヘンリエッタの言葉に、少し俯いて考え込んだた。］
そうか……。
怪しい……のかな？

まあ、気になっていたとは言え。
勘違い関連（>>4:27）だったのだがな、結局は。

>>2:2
誰も居なくなる前に、星を見ると言う話を、貴女はしたのだったな。…失礼。
可能性をきちんと潰しておきたくて、少し記憶を振り返って居た。